ガイドラインID | 2010-HN-DE-009-⑤ |
発出年月日 | 2010-12-15 |
発出番号 | 平成22年12月15日付薬食機発1215第1号 |
WG名 | ニューロモジュレーション分野審査WG |
制度名 | 次世代医療機器・再生医療等製品評価指標(審査ガイドライン) |
製品区分 | 医療機器 |
分野 | 神経機能修飾装置/活動機能回復装置 |
GL日本語版ファイル | |
英文タイトル | |
GL英語版ファイル | |
GL:イントロ・スコープ | 【総論
神経機能修飾装置に関する評価指標-各論
1.はじめに
2.本各論の対象
3.本各論の位置づけ
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GL:本体 | 4.評価にあたって留意すべき事項
(2)リスクマネジメント
本装置は患者に継続的に使用される装置であるため、日常の行動、移動環境、皮膚・臓器・器官の圧迫、装置の騒音、振動、荷重負担、アラーム、電磁波・低温等の環境等の与える影響についても検討すること。体外に置かれる装置については、日常の行動、移動環境、皮膚・臓器・器官の圧迫、荷重負担、アラーム、電磁波・低温の項は、この限りにない。 (3)非臨床試験原則的に総論に準じて行う。以下は対応する総論に対する特記事項である。 1)Invitro評価
②神経系に作用する装置部分の性能、安全性、信頼性
③刺激制御装置の性能、安全性、信頼性
④エネルギー関連装置(電池、経皮エネルギー伝送装置、電気コネクター、ケーブル等)の性能、安全性、信頼性
⑤その他、装置全体に求められる性能、安全性、信頼性原則的に総論に準じて行う。 2)Invivo評価
(4)臨床試験(治験)
2)評価原則的に総論に準じて行う。 3)治験計画書 ①基本的な事項原則的に総論に準じて行う。 ②治験対象本装置は、原因にかかわらず、重症化した心不全患者を対象とする。重症
③使用目的と適応条件本装置は重症化した心不全患者において悪化している自律神経バランス
④症例数と実施期間原則的に総論に準じて行う。フィージビリティ試験を各症例について6~12か月行った後に、次の段階の試験に進むことが望ましい。 ⑤エンドポイント設定a)安全性
b)有効性迷走神経刺激による心不全治療では、総論記載の「神経機能」を「心機
主要エンドポイント 迷走神経刺激による心不全治療では真のエンドポイントは生存率(全死亡率、心血管死亡率、突然死の率)、入院回避率(全入院、心不全による入院)、心移植や補助人工心臓装着率、心移植候補への登録率やこれらの組合せとすることが多いが、治験の相によっては代理エンドポイントを用いた解析を検討することができる。代理エンドポイントとしては、左室機能(左室駆出率、左室径、左室重量等)、血行動態(心拍出量、左室拡張末期圧等)、運動機能(最大酸素摂取、最大運動負荷、6分間歩行等)、呼吸機能(換気/代謝比、酸素摂取/負荷比、運動時や睡眠時の周期性呼吸)、神経体液性因子(ノルエピネフリン、エピネフリン、アンジオテンシン、BNP、TNF-α等)、自律神経機能(心拍変動、圧反射感受性等)より適宜選択して用いることができる。これらの中で対象とする心不全患者の重症度に応じて、真のエンドポイントとの相関や因果関係の大きさを勘案し、なるべく独立した複数の機能を選択して代理エンドポイントとして用いることが望ましい。代理エンドポイントの選択に当たってはその指標を選択した合理的理由を記載すること。代理エンドポイントによる解析の場合でも、有害事象に関する検討と組み合わせて評価することが望ましい。 副次エンドポイント
5.試験結果の報告(構成内容)
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GL:付属資料 | |
引用関連規格 | |
国内関連GL | |
海外関連GL | |
WG開始年月 | |
WG終了年月 | |
WGメンバー | H20年度 座長
委員(五十音順)
厚生労働省 医薬食品局
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
事務局
2. 神経疾患磁気刺激( r T M s )タスクフォース( T F ) (敬称略) 竹内直行 北海道大学病院 リハビリテーション科
3 . 神経疾患電気刺激(D B s )共同研究者(敬称略)
4.運動機能補助(BMI)共同研究者(継承略)
H21年度 座長
委員(五十音順)
厚生労働省 医薬食品局 関野秀人 審査管理課 医療機器審査管理室 室長
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
事務局
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報告書(PDF) | H20年度報告書
H21年度報告書
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報告書要旨(最新年) | |
承認済み製品(日本) | (医療機器クラスⅣ) 迷走神経電気刺激装置「VNSシステム」(日本光電㈱→Livanova社) 日本申請日:2008年11月11日、日本承認日:2010年1月8日 |
承認済み製品(海外) | |
製品開発状況 | 製品に関連する規格:ISO 14708-3:2017(2008) |
Horizon Scanning Report |